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help リーダーに追加 RSS 夏の天気―太平洋高気圧と台風

<<   作成日時 : 2009/06/16 19:38   >>

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 梅雨に入ったばかりなのに、もう梅雨明けの話をすると、鬼ならぬ雷様が笑うかもしれませんが、今日は夏の天気と台風についてのお話をします。

 オホーツク高気圧が消滅し、北太平洋高気圧が一気に日本列島を覆うと、梅雨が明ける。

 梅雨明け直前は豪雨になることが多いのに対し、梅雨明け後から10日ほどは天候が安定することが多い。これを「梅雨明け十日」と言います。

 天気図を見ると、太平洋上に強い高気圧が存在し、等高線の間隔は広い。風速はちいさいものの暖かい湿った気温が30℃以上の夏日が続く。



★台風の風と雨


 夏から秋にかけて、台風が日本付近にやってくる。台風は北太平洋の縁を通るように北上する。そのため、北太平洋高気圧の勢力が弱まり始め、高気圧の縁が日本付近にあたる8〜9月頃に台風が日本付近を通過することが多い。

 日本の南海上では年間に平均27個の台風が発生し、そのうち日本に上陸する台風は平均すると3個である。
 2004年には10個の台風が上陸して各地に被害をもたらした。大雨や暴風、洪水による被害だけでなく、台風自体は低気圧であるので周囲より海面が上昇し、さらに強い風が湾内の海水を1ヶ所に集める高潮の被害や、地盤のゆるみから来る土砂被害も多発する。
 

画像



 航海中に嵐に遭うほど危険なことはない。今でこそレーダーや最新の通信装置を積んでいて嵐がどこにあるか知ることはたやすいが、昔はそんなものはなかった。

 船乗りたちは、経験から風の向きから嵐の中心方向を知る方法を見つけ出した。「嵐を背に受けて立つと、左斜め前方に嵐の中心がある」というもので、これを紹介したオランダの気象学者の名を冠して、ボイス・バロットの法則と呼びます。


 低気圧に向かって反時計回りに風が吹き込んでいるのを経験的に知っていたのである。
 つまり台風は反時計回りの渦であることを知っていたのだ。(正確には北半球と南半球では逆だが)


 台風が通過すると風速が急に変化するのを大方の人が知っているだろう。
 台風が近づいてくるときには長々と風雨が続くが、いったん通り過ぎると、台風一過、急速に晴れに向かう。


画像

 
 同じ台風でも風の強さは一様ではない。進行方向に向かって右側では、台風に吹き込む風と台風自体が移動する向きが一致して、風を強めあう。

 そこで台風の進行方向に対して右半分を「危険半径」と呼び、反対に、左側では吹き込む風と台風の進行方向が逆なので、互いに打ち消しあうので風が弱まり、船が通ることができるという意味で「可航半円」と呼ぶ。
 ただし、可航とはいっても台風付近の波のうねりが強く、危険なことに変わりはない。
 
 
 雨に関しては台風の進行方向の左右で特に傾向が変わるわけではなく、むしろ台風の移動速度や勢力、前線との位置関係、周辺の地形などが絡み合って、その場所の雨量が決まる。特に強風が山地に衝突するところでは激しい降雨をもたらし、洪水や土砂災害を引き起こすこともある。気象庁で発令する各注意報には十分に注意したほうがよい。
 台風のエネルギーについて知りたい人は、過去記事『台風のエネルギーを計算してみましょう「http://sammy-p.at.webry.info/200905/article_20.html」』を参照してください。

 この夏来る台風のエネルギーの計算をして、毎年統計を取って見るのも面白い研究かもしれませんね。

 もしかしたら地球温暖化とか気候変動の兆候が分かるかもしれません。
 理科年表とかを調べると台風の規模が載っていますが、おもな台風のみなので、気象庁に問い合わせてみるのがいいですね。

 過去10〜30年分の発生した台風のエネルギーを計算して、その統計をとってみたら、何か面白い発見があるかもしれません。中学生の自由研究にいかがですか?




                                                       Sammy−p



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